Vol.53 せっかくのアイデアがオリジナルでない場合は?
2008年2月15日
起業に関する「なんで?」「どうやるの?」といった疑問を、チーフコンサルタントの森英樹が、何でもズバリと解決します。週末起業フォーラムの会員から連日寄せられる相談の中から「これは皆さんにもお役立ち!」というものを本人のお許しを得て公開していきます。
■質問:
あるビジネスの立ち上げを考えたのですが、既に他のサイトで実現されており、オリジナルでないことがわかりました。再度、自分自身の棚卸しから考え始めたのですが、これといったアイデアも思いつきません。アドバイスをいただけないでしょうか。
■回答:
せっかくのアイデアが他のサイトで実現されていたとのことですが、それを理由にせっかくのアイデアをあきらめてしまうのは非常にもったいないように思います。他のサイトで実現されていることは、ご自身のビジネスにどのような不都合があるのでしょうか。
既に実現されているということは、視点を変えると、そのビジネスには市場性があるということを意味しています。そのサイトを立ち上げられた方は、お金と時間を使って実験してくれていたという発想も持つことができるはずです。
「オンリーワン」とは、全くゼロの状態から生み出すことばかりではありません。現在、既に存在しているビジネスに、少し視点を変えたサービスを付加したり、提供の仕方を変えるだけであっても、他になければそれは「オンリーワン」になり得ます。
当フォーラムの認定コンサルタントであり、ブログコンサルタントとして出版も実現された中野瑛彦先生は、「ブログコンサルタント」という名称が、既に存在していた「メルマガコンサルタント」をひねっただけだとおっしゃっています。
その上で、ブログとメルマガは何が違うのかをトコトン考えたところ、メルマガ落第生でも、ブログなら成功できる方法があることを発見し、「ブログコンサルタント」としてのノウハウを確立したのです。
オンリーワンの地位を築く方法としては、市場を細分化するという手法が簡単でやりやすいでしょう。例えば、「ブログコンサルタント」に対抗するためには、
・起業ブログコンサルタント
・ビジネスブログコンサルタント
・イベントブログコンサルタント
・コミュニティブログコンサルタント
のように、よりニッチに特化した形で専門性をアピールすることができます。ご自身の考えたビジネスについて、少しひねってみたり、市場を細分化するなどして「オンリーワン」をつくる余地がないか、今一度考えてみれらることをお勧めします。

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回答者:森英樹

お名前:森英樹
戦略経営コンサルタント、ビジネスコーチ
急成長中堅企業で最年少事業部長を経験した後、その優れた経営センスとシステム感覚を活かすべく、コンサルタントに転身。スキルアップと自立を目指す個人を対象としたサービスに着目し、戦略経営コンサルティングで培ったノウハウを活用してコーチング及び起業支援事業に取り組む。(株)アンテレクト取締役副社長。
著者は「起業のネタ!」他。












